ベッドを購入するにあたり
自身の身長や体重をしっかり測って購入した方がいいってご存じですか?
今回はそんなベッドにおける身長・体重を考慮した上手な選び方についてまとめてみました。
大柄な人が気をつけるベッド選びのポイント
2018年総務省発表データによると、成人以上の日本人の平成身長、体重は、男性165.6cm、64.6kg、女性152.3cm、52.1kgとなっています。
ヨーロッパ人やアメリカ人に比べると小柄な人が多いかもしれません。
日本のベッドメーカーは、このデータを参考に商品を生産するので、平均的なサイズを量産することが多くなってしまいます。
大柄な人が普通のベッドを使用すると、ベッド耐荷重を超えてしまうことがあるので、破損する恐れがあります。
デザインが良かったり安価であっても、耐久性が良くなければ安全ではありません。
少し高価であっても耐久性が高い長持ちするものを選んだ方がいいでしょう。
また、ベッドの縦横の幅のサイズ感やベッド耐荷重、フレームのタイプ、マットレスの素材や種類に至るまで自身にあったものを見つけましょう。
店頭に行って専門家のアドバイスを聞くのも良いかもしれません。
人は3分の1日の時間をベッドで過ごします。
不安定なベッドだと睡眠自体に影響を及ぼし、疲れを癒やすことができません。
良質な睡眠を取ることは人として大切な欲求です。
快適な暮らしを送るためにも、ベッド選びは重要となるので慎重にしてください。
フレームの選び方
フレームはベッドの土台となる大事なパーツです。
マットレスだけで寝ている方もいるかもしれませんが、通気性が悪いのでカビる可能性が高くなります。
ですから、衛生的にもフレームを使用することをお薦めします。
いろんな種類のフレームがありますが、素材によって頑丈さや寝心地が違います。
ウッド、木目調樹脂、パイプ、布張り、革張りなどデザインも合わせると種類はかなり豊富です。
フレームの型はローベッドや足つきベッドや欧風ベッド、収納付きベッドに跳ね上げ式ベッド、ロフトベッド、ソファベッドやパイプベッド、電動ベッドなど様々です。
大柄の人にお薦めなのは、ローベッドなどの高さがなく安定しているものや、足つきベッドなどのしっかりしたものです。
また、板バネ素材であっても体圧を分散ができるフレームもあるので、そちらも選択肢としては良いでしょう。
自然なたわみが体を支えてくれて、水中で寝ているような感覚を味わえるようです。
フレームはベッドの土台そのものですから、安全且つ耐久性の高いものどうかが重要です。
大柄であってもしっかり支えてくれるフレームはありますから、納得の行くもの選びましょう。
フレームの選び方一つでも寝心地を左右するので、侮ってはいけません。

マットレスの選び方
マットレスは体自体を直接支えるものであり、種類によって寝心地を大きく左右します。
マットレス選びが一番大事といってもいいでしょう。
耐圧分散機能に優れたものであれば、安心して体を預けられるので快適に眠ることができます。
ボンネルコイルは丈夫で安く、反発力も高いので寝返りが打ちやすく安全です。
しかし、ギシギシと音がしやすく振動も伝わりやすい上、肩や臀部に負荷がかかるというデメリットがあります。
ポケットコイルはボンネルコイルより高価ではありますが、音もしませんし振動が伝搬しにくいので優秀です。体にフィットするホールド力が魅力でもあります。
しかし、コイルが独立しているので寝返りしにくいと感じる方もいるかもしれません。
また、通気性が悪いというデメリットもあります。
ノンコイルのマットレスは安価でコイル独特の違和感も少なく、音もしません。
収納もしやすくコンパクトです。しかし分散力はコイルより劣り、素材自体が劣化しやすく耐久性に優れているとは言えません。
それぞれの長所や短所があります。自身の好みに合うマットレスを見つけるには、実際に触って確認するほうが良いでしょう。
また、少し高価でもできるだけ長く使える安全でしっかりしたものを選びましょう。

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