お部屋を広げることはできなくても、今より「スペース」を広くしてあげることができます。
子供用ロフトベッド注意点
子供用ロフトベッドを選ぶ時は、ベッドの安定性や上り下りのしやすさなど、安全性に気を付けることが注意点となります。
作りが不安定だと寝ている時に揺れてしまいますし、地震などの影響でダメージが蓄積したり、やがて壊れるリスクに繋がります。
また、はしごの角度が急過ぎると上り下りが大変な上に、思わぬはずみで落ちてしまう恐れが潜みます。
小さな子供は特に、上で寝たり上り下りそのものにリスクがありますから、なるべく高さの低い丈夫なロフトベッドを選びたいものです。
低めのベッドなら万が一落ちても大丈夫ですし、早く上から降りなければいけない時にも安心です。更に注意点を挙げるとしたら、起きている間に便利に使うことができるか否か、そういう利便性の有無となります。
ロフトベッドを選ぶ理由は、おしゃれだからということもありますが、やはり下の空間を有効活用する目的が当てはまります。
空間の使い方は人それぞれですが、ベッドの下には机を置いて勉強のスペースにしたり、収納を行う場所として活用したいところです。
空間活用が上手くできるか、この点もベッドの良し悪しを大きく分けますから、実際に使用する様子を頭にイメージして、希望に合う一品を選ぶことが大切です。
ロフトベッドのメリット・デメリット
ロフトベッドは上下で空間を区切ることが可能で、デッドスペースを有効活用できる点がメリットです。
ドアのある子供部屋がなくても、自分だけの空間の確保を行えることが、子供にとっての魅力となるでしょう。
眠る時は上、勉強やプライベートタイムは下というように、時間や過ごし方でメリハリが付けられるのも良い部分です。
しかも、冬は暖かい空気が上方に上がることから、下で眠るよりも快適に過ごせるのが副次的な利点となります。
床に布団を敷くのとは違い、寝汗がこもりにくく発散されるので、カビが生えにくいメリットもあります。
メリットが豊富なロフトベッドですが、メリットばかりではなくデメリットも存在します。
日常的なデメリットはやはりはしごの上り下りで、頻繁に行き来することには向かない点です。
階段付きもなくはありませんが、設置面積が増えてしまうので、現実的に室内におけるケースは限られるでしょう。
もう1つのデメリットは組み立ての手間で、骨組みとベッド部分を組み合わせなければいけないのが、ロフトベッドにおける導入のハードルとなります。
加えて、ネジをキツく締めないと揺れてしまいますから、組み立ての際に力が必要となることも注意です。
その為、女性が組み立てる時は誰かに手伝ってもらったり、組み立て作業込みで注文を行うことをおすすめします。
最も重要なのは置き場所
ロフトベッドはデザインや使い勝手で選びがちですが、実は最も重要なのは置き場所です。
というのも、ロフトベッドには高さがあって床面積も必要ですから、日本の家屋では設置できるスペースが限られます。
向きが制限されてしまうケースもあるので、購入を決める前に室内に置けるか、それを良く確認する必要があります。
仮に室内に収まるとしても、高さがギリギリだと天井に頭をぶつけてしまいますし、換気の不足が生じて寝苦しくなることも考えられます。
ロフトベッドそのものには問題がなくても、後から下のスペースに入れる机が収まらない、そういったこともあり得るので要注意です。
既存の子供部屋にロフトベッドを導入する時はまず、荷物を全く置いていない状況を想定して、搬入や組み立てが行えるかシミュレーションしてみましょう。
大抵の製品はパーツ単位で分割されていますから、搬入自体は問題なく完了できるはずです。
次に組み立てですが、部屋が狭いと作業の妨げになるので、できるだけ広い場所で組み立てたいものです。
最後に全てのパーツを組み合わせますが、この時に置き場所が制限されるようだと、微妙な位置調整が難しくなります。
何よりも肝心なのは、元々部屋にあったものが再び収まるかどうかです。
これで机などが収まらなければ本末転倒ですから、置き場所は重要で最も肝心だといっても過言ではないわけです。
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