日本の環境では高温多湿の為、ちょっと油断するとカビが生えたりしますよね。
また、仕事や家事など追われ、なかなかベッド周りの掃除ができないという方もも多いのではないでしょうか?
カビを防ぐためには、風通しを良くし、湿気をいかに逃がすかが重要です。
そこでおすすめなのが「すのこベッド」
でもすのこベッドって何?
どんな特徴?
何を選べば良いの?
実際に使ったことがない人にとっては、どんなものなのかメリットとデメリットが気になるところですよね。
そこで桐すのこベッドのメリットとデメリットなどについてまとめてみました。
すのこベッドとは
ベッドの種類は豊富にあり、自由自在に選ぶことができますよね。
気に入るベッドを見つけていると、すのこベッドというものを見つけることもできます。
このすのこベッドは、普通のタイプでは板の部分は木材を使って頑丈にしていたり、梁を設けていてその上に薄めの板を敷いているものも一般的ですが、この板の部分をすのこ状にしているものが該当しています。
すのこは押入れなどの収納スペースの下に敷き詰めて利用していることも目立ちますが、その機能性を持たせたものになるでしょう。
従って、単にベッドの板を完全に木材やマット類で埋めてしまうタイプではなく、すのこ状に仕上がっているものを指していて、その見た目は隙間が等間隔に開いている状態なので一目で判断することができるでしょう。
このタイプのベッドでも使われている素材に違いというものがあり、普通の安い木材の場合では短期間で腐食してしまう可能性がありますが、品質の良いものでは桐を材料にしていることが多く、長年にわたって使い続けることを可能にしています。
普通のベッドのスタイルのものからロータイプ、フロアタイプ、高さのあるものや床面に直接敷くタイプなど様々なものがあり、下部に収納スペースを持たせた機能性の高いものも販売されていることも特徴です。
すのこベッドのメリット
すのこベッドにはメリットをまとめると以下メリットがあげられます。
- ベッドが軽量
- 通気性が良い
- 布団もマットレスも使える
- ベッドしたの掃除がしやすい
まずは、ベッド本体が非常に軽量に設定されていることが多く、室内に置いても移動させることが簡単なタイプが多いものです。
板面をすのこにしていることにより、通気性がかなり良くなることは最大のメリットとして考えることができます。
通常タイプの全てを板にしているベッドの場合では、湿気が蓄積されてしまいます。
利用している方の汗や熱気、室内に溜まってしまう湿気などを吸収してしまい、後にカビが繁殖してしまう可能性がありますが、すのこタイプの場合ではこのような心配が無くなります。
例えばベッドにカビが生えないという明確なメリットの他に、上に布団を敷いたままの状態でも、もしも布団が湿気を帯びてしまった際にも、普通のベッドと比較しても乾燥する時間をかなり短縮できるメリットもあります。
もしも布団に水などをこぼしてしまっても、手間を掛けずにメンテナンスを行うことができます。
布団を除けてすのこ部分を露出することで、短い時間で木材を乾燥させることができるので、すのこでも桐を使っているものであれば、水分によって腐食してしまうリスクが少なくなるでしょう。
種類の中にはすのこ部分を脱着できるものもあり、天日干しを簡単に行えることもメリットではないでしょうか。
すのこベッドのデメリット
すのこベッドには沢山の魅力がありますが、その一方でデメリットというものもあるので、購入する際には事前に知っておくことが良い方法でしょう。
- 冬は寒く感じる
- 軋み音が気になる
- 耐久性がない
通気性を良好にしているベッドになるので、夏の期間については非常に快適です。
しかし、冬期間に入ると冷気がベッドの下側から入り込んでしまうという可能性も否定できません。
対策は冬期間にはすのこの上にマットを敷く方法で解消させることが可能です。
音が気になってしまうという事例もデメリットになります。
完全に隙間なく固定されているものではなく、薄めの板で構成されているタイプになるので、就寝中に寝返りをした際には木材からの異音できしみなどが気になってしまうこともあります。
この内容については品質の良いベッドを購入すること、音対策を施しているものを購入することで解消できるでしょう。
最後に耐久性についてデメリットに感じてしまう内容も欠かせません。
すのこ状の部分は決して頑丈に作られているものとは限りません。種類によっては耐荷重が低めに設定されていることもあり、このタイプのベッドでは体重の重い方ではすのこ部分が割れてしまうことも想定できます。
またお子さんがいるご家庭ではお子さんがベッドの上で飛び跳ねると、同じように損傷してしまうこともありますよね。
すのこベッド 使い心地は?
今でこそ西洋式ベッドが主流になっていますが、日本の狭い住宅事情や「やっぱり落ち着く」という理由から、敷き布団もなかなか根強い人気があります。
そんな日本人の生活に、すのこベッドはぴったりの選択肢です。
実際、西洋式ベッドに敷き布団を敷いて寝る方はほとんどいませんが、すのこベッドに敷き布団を敷いて寝る方はたくさんいらっしゃいます。
直接フローリングに敷き布団を敷いて寝ると硬くて寝心地が悪いように、すのこベッドに直接敷き布団を敷いて寝ると、背中に木が当たり硬く感じられることがあるので、敷き布団の下に反発力の強い硬めのマットレスを敷くことをおすすめします。
敷き布団は畳に敷くことを前提に作られているため、そのままフローリングやすのこベッドに敷くと寝心地が悪いのです。
もし敷き布団だけで寝る場合は、しっかりとした厚みのある敷き布団を選びましょう。
かいた汗の水分はマットレスや布団を通過してベッドの底に到達し、その後すのこのすきまから蒸発します。
そのため、すのこベッドは湿気がこもりにくく、布団やマットレスからカビの発生を防ぐことができるのです。
すのこベッド オススメ
すのこベッド用マットレス
敷き布団の下に敷くマットレスを選ぶポイントは「畳に近い感触のマット」を選ぶことです。
畳は指で押してもクッションのようにふんわりと沈んだりはしませんよね。
柔らかすぎず、適度な反発力があると思います。
畳の適度な反発力が身体をしっかりと支えるので、腰にも負担が少なく畳に敷く布団は気持ち良いのです。
敷き布団の下に柔らかすぎるマットレスを敷いてしまうと、一見気持ち良い寝心地になりそうなのですが、身体をきちんと支えてくれず腰が沈みすぎてしまいます。
結果的に不自然な格好で眠ることになり、腰痛の原因にもなったりするので、反発力のあるしっかりとしたマットレスを使うことが快適な寝心地を得るためのポイントです。
すのこベッド折り畳みはどうなの?
すのこベッド折り畳みのメリット
- 使わない時は収納しておける
- 寝具を干すことができる
- 移動しやすい
- 掃除がしやすい
- リクライニング機能がある
折りたたみベッドの魅力は、なんといっても部屋を広々と使えることです。
寝る時以外は折りたたんでおけるので、ワンルームなど広さに余裕がなくてもお部屋を有効利用できます。
急な来客などにも対応しやすく、引っ越しの時にも運びやすいでしょう。
折りたたみベッドにはキャスター付きのタイプが多く、移動させられるのでこまめに掃除ができ、ベッド下のホコリに悩まされることもありません。
さらにリクライニングできるなど、折りたたみベッドには機能性を持たせた商品もあります。
背もたれをリクライニングさせれば、ソファのように座ってテレビを観たり読書したりできるので、寝る時以外にも活躍してくれます。
すのこベッド折り畳みのデメリット
- 寝心地はあまり良くない
- ベッドフレームよりもデザインが劣る
- 収納スペースを確保しなければならない
折りたたみベッドは、寝心地よりも省スペースを重視しています。
折りたたみベッドがいい、でも寝心地も重視したい方は、マットタイプの折りたたみベッドを選ぶといいでしょう。
すのこベッドでの失敗
すのこベッドの最大の特徴といえば通気性の良さ。
しかしその一方で冬は寒く感じるなど、場合によってはデメリットに感じることがあります。
例えば窓際にすのこベッドを置く場合。
置く場所によって冬は寒いと感じる時がある。
家の造りによっては隙間風が入ってしまい、寝る時に寒いと感じる場合があるでしょうが、ベッドの下にラグを敷いたり、冷気を通しにくい寝具を使えば寒さは解決できます。
また冬でも湿気は溜まるため、通気性の良さが結露防止にもなることを踏まえるとデメリットとは言い切れないかもしれません。
厚手の布団を選ぶといいかもしれませんね。
すのこベッドにはデメリットがあるものの、実のところはメリットのほうが多いです。
コメント