あのオシャレなフロアベッドにしたいな~
でも聞くところによるとカビが生えたりするとか?
そんな疑問はありません?
今人気のフロアベッド!
でも巷では通気性が悪いのでカビが生えて大変という噂が・・・
実際の所、フレームの形状から想像できるように、フロアベッドは湿気がこもりやすく、
一般的な高さのあるベッドよりもカビの不安があります。
とは言うもののたくさんのメリットも多くあるので、通気性の悪い所を解消できれば、
いいとこだらけのベッドになりますよね。
そんな訳で、フロアベッドのメリット・デメリットなどをまとめてみました。
フロアベッドとは?
床面が低いことで部屋を広々と見せる効果をもたらすフロアベッドは、名称が示す通りフロアである床の上にベッドの床板やすのこを直接敷いて、その周囲をフレームが囲む構造になっています。
すのこの上にマットレスを敷く形となっており、ベッドの床面をフロアに直接置く構造となっていることから、支えるための強度が不要です。
そのため面積が広めの製品でも他タイプのベッドよりも安価に購入できるようになっており、その点でも人気を高めています。
ローベッドと混同されがちですが、こちらは低くても床面がしっかりあるベッドで、マットレスはその上に載せるタイプです。
フロアベッドの場合はフレームの中にマットレスが収まる形となるため、大き過ぎるとフレームからマットレスがはみ出すため使えず、小さすぎるとフレームとの間に隙間ができてしまいます。
マットレスに厚手のカバーをかけたい場合には少し小さめのマットレスを選ぶ必要があり、ベッド購入の際に自分の好みや用途に合わせた最適なサイズのマットレスを一緒に購入しておくほうが無難です。
ベッドそのものの価格がほかのタイプよりも低めということで、そのぶんマットレスにお金がかけられる点もフロアベッドの魅力の一つとなっています。
フロアベッドのメリットとデメリット
まとめてみるとこんな感じです
メリット | デメリット |
解放感のある雰囲気を作れる | 立ち上がるのが不便 |
高価なベッドに見える | 掛布団などが汚れやすい |
高齢の人や幼い子どもも安心 | 湿気がこもりやすい |
フロアベッドならではのメリットは、マットレスを置く高さがほかのベッドよりも低くなることでベッドの存在感を最小限に留め、解放感のある雰囲気を室内にもたらすことにあります。
ベッドの面積がほかのタイプよりも広く見えることや、高級感のあるデザインのフレームであれば価格のわりに高価なベッドに見える点も魅力です。
ベッドならではの高さがないことから、これまで敷布団で寝ていた人が違和感なく移行しやすく、就寝中に落下したとしても問題ない高さということで、高齢の人や幼い子どもも安心して眠ることができます。
フロアベッドのデメリットはメリットの裏返しとなっており、低すぎるために立ち上がるのが不便なことです。
すのこの上のマットレスが厚みのあるタイプでなければ直接床に敷いているのと変わらない高さとなり、掛布団などが床について汚れやすくなります。
床に最も近いベッドということで下部に湿気がこもりやすくなる点こそが大きなデメリットで、湿気対策をこまめに行わないとマットレスの裏やフロアにカビが発生する恐れがあります。
マットレスを載せるすのこは通気性が高い物を選び、マットレスのほうも抗菌防臭のほか防カビ対策が施されている製品を選んでおくと安心です。
ほかのベッドのように下部に収納スペースがない点も、収納を増やしたい人には残念なポイントになります。
フロアベッドはこんな方におすすめ
フロアベッドが向いているのは室内を可能な限り広く見せたい人です。
北欧風インテリアにこだわってローテーブルやローソファなどほかの家具類も低めタイプを選んでいる人にとっては、申し分のないデザインと言えます。
構造上、見た目のわりにベッド本体の価格が低めとなっていることから、マットレスのほか枕や掛布団などにお金をかけることができます。
フレームのデザインなどは人それぞれの好み次第ですが、選び方の大事なポイントとしては、床面が板状になっているものではなく、すのこタイプを選ぶことです。
カビを発生させないために重要な湿気対策にとっては、床面がすのこであることは基本と言えます。
すのこの高さがフレームよりも低めのほうがマットレスの収まりが良いですが、湿気・カビ対策強化のためにはすのこが高めで、下部に空気の通り道となる空間が増えるほうが安心です。
パッと見た際のデザインの良さや購入しやすい価格帯であることも大事ですが、長い目でみた場合に重要になってくる湿気・カビ対策を見据えて冷静に選んで行く必要があります。
床に近いフロアベッドは、座って過ごす際にも目線が非常に低くなることでリラックス気分が高まりますが、カビ臭などが漂っては台無しになるため、その点を意識して選ぶことが大切です。
フロアベッド 掃除はどうしたらいい?
脚付きベッドだと、ベッド下にホコリが入り掃除がとても大変ですよね。
その点、フロアベッドの場合はベッド下にホコリがほとんど入りません。
周囲さえしっかり掃除機をかければ問題ないです。
ただ、ベッド下はマットレスと床板が擦れる事で、糸くずや木くずなどのホコリは溜まります。
マットレスの下もしっかり掃除機がけがしたいという人は、マットレスを立てかけることで簡単にできます。
しかし、マットレスは非常に重たいので、立てかけたりどかしたりが大変です。
そのため、布団乾燥機や除湿シートを使ってフロアベッドの下に湿気がこもらないようにする事で、掃除の頻度を下げる事が出来ます。
フロアベッド 通気性はどうなの?
フロアベッドは通気性が一番の弱点です。
湿気やカビがとても気になる部分ですよね。
フロアベッドを使う時には、必ずベッドパッドやシーツをかけるようにして下さい。
シーツはカビの餌となる皮脂やフケがマットレスに付着するのを防いでくれます。
また、ベッドパッドを敷くことで、汗がマットレスに染み込むのを防いでくれます。
フロアベッドはカビやすいので、マットレスの下に「除湿シート」を敷くのもおすすめです。
一番湿気が溜まりやすいマットレスの裏側に敷くことで、ベッド下の余分な湿気を除去する効果があります。
除湿シートは、天日干しする事で繰り返し使えるので、フロアベッド購入時に合わせて購入する事をおすすめします。
フロアベッド 湿気対策方法
- 床板が「すのこ」になっているタイプを選ぶ
- 除湿シートを併用する
- 通気性のいいマットレスにする
- マットレスのメンテナンスをする
- 起床時に布団をはがしておく
最もカビが危険な場所は「マットレスの裏」です。
できればすのこ状になっているタイプを選ぶか、もしくは後からすのこを敷くことはできます。
特にカビの生えやすい部屋や換気が難しい場所の場合は、最低限すのこだけは外せないポイントです。
フロアベッド・ローベッドを買って後悔したこと
フロアベッドは低いため、起き上がるとき・立ち上がるときに立ち上がりにくいです。
高齢者や腰痛のある人には、ひざや腰への負担が大きくなってしまうのであまり向いていない形状ですね。
お部屋ではソファのようにベッドに座ることも多いですよね。
フロアベッドは高さが低いので座りにくいかもしれません。
ホコリを吸い込みやすいです。ハウスダストに敏感な方にはおすすめしません。
ホコリは床から30cm以内が最もホコリが舞いやすいらしいですよ。
フロアベッド ローベッド 違い
フロアベッド・ローベッドの区分けは床面の高さによります。
フロアベッドはその名の通り【フロア:床】に床板もしくはすのこを敷いて、その周りにフレームで囲むベッドのことです。
マットレスはフレームの中に落とし込まれている構造になります。
フロアベッドの特徴は一般的に価格が安いのが特徴です。
ローベッドはフロアベッドと違い【ロー:低い】ベッドというあいまいな表現のベッドなのでローベッド自体に明確な高さの定義はありません。
ベッドの脚が無く、マットレスが床面に直接付いていない商品をローベッドとしているようです。
マットレスを載せる関係上、強度も必要となる為しっかりとしたつくりのベッドが多く、高級感を感じられるベッドが多いです。
フロアベッドは一人暮らしにおすすめ?
フロアベッドは一人暮らし向けの間取りの部屋にかなりオススメです。
部屋が狭くベッドを置くことを諦めようとしている方に、フロアベッドを検討してみてください。
フロアベッドは脚が無く、背が低いため普通のベッドと比べて安定感があります。
フロアベッドであれば、寝返りをうっても揺れが少なく、より深い睡眠をとることができます。
デザインが豊富なためレイアウトしやすいです。
男性向けの黒を基調としたもの、北欧風やアジアンテイストのものなどなど。
また、その背の低さから和室に配置することもオススメです。
またフロアベッドの背の低さは、通常のベッドよりも部屋の印象を邪魔しないので、シンプルテイストのインテリアにも合うと思いますよ。
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